<Header>
<Author: 杜甫>
<Title: 飲中八仙歌>
<Format: 格式不明>
<Year: 2000>
<BookName: 校注唐詩解釈辞典>
<Translator: 松浦友久>
<style: 漢文有假名>
<style2: 日本漢文訓讀附假名標注>
<TranslatedTitle: 飲中（いんちゅう）八仙（はっせん）の歌（うた）>
<BookPage: 277-285>
<UsedPage: 9>
<Feature: 4>
<End Header>
<Poem>
知章騎馬似乘船，
眼花落井水底眠。
汝陽三斗始朝天，
道逢麴車口流涎。
恨不移封向酒泉，
左相日興費萬錢。
飲如長鯨吸百川，
銜杯樂聖稱世賢。
宗之瀟灑美少年，
舉觴白眼望青天。
皎如玉樹臨風前，
蘇晉長齋繡佛前。
醉中往往愛逃禪，
李白一斗詩百篇。
長安市上酒家眠，
天子呼來不上船。
自稱臣是酒中仙，
張旭三杯草聖傳。
脫帽露頂王公前，
揮毫落紙如雲煙。
焦遂五斗方卓然，
高談雄辨驚四筵。
<End Poem>
<Translation>
知章（ちしゃう）が馬（うま）に騎（の）るは　船（ふね）に乗（の）るに似（に）たり
眼花（めくら）み　井（い）に落（お）ちて　水底（すいてい）に眠（ねむ）る
汝陽（じょやう）は三斗（さんと）　始（はじ）めて天（てん）に朝（てう）す
道（みち）に麯車（きくしゃ）に逢（あ）ひて　口（くち）に涎（よだれ）を流（なが）す
恨（うら）むらくは　移封（いほう）して酒泉（しゅせん）に向（む）かはざるを
左相（さしゃう）は　日興（にっきょう）に万錢（ばんせん）を費（つひ）やす
飲（の）むこと　長鯨（ちゃうげい）の百川（ひゃくせん）を吸（す）ふが如（ごと）し
杯（さかづき）を銜（ふく）み　聖（せい）を楽（たの）しみ賢（けん）を避（さ）くと稱（しょう）す
宗之（そうし）は瀟灑（せうしゃ）たる美少年（びせうねん）
觴（さかづき） を舉（あ）げ　白眼（はくがん）もて青天（せいてん）を望（のぞ）めば
皎（けう）として　玉樹（ぎょくじゅ）の風前（ふうぜん）に臨（のぞ）むが如（ごと）し
蘇晋（そしん）は長齋（ちゃうさい）す　繡仏（しうぶつ）の前（まえ）
醉中（すいちゅう）　往往（わうわう）にして逃禪（たうぜん）を愛（あい）す
李白（りはく）は一斗（いっと）　詩百篇（しひゃくへん）
長安市上（ちゃうあんしじゃう）　酒家（しゅか）に眠（ねむ）る
天子（てんし）呼（よ）び來（きた）るも　船（ふね）に上（のぼ）らず
自（みづか）ら稱（しょう）す　臣（しん）は是（こ）れ酒中（しゅちゅう）の仙（せん）と
張旭（ちゃうきょく）は三杯（さんばい）　草聖（さうせい）伝（つた）ふ
帽（ばう）を脱（だっ）し頂（いただき）を露（あら）はす　王公（わうこう）の前（まえ）
毫（ふで）を揮（ふる）ひ紙（かみ）に落（お）とせば　雲煙（うんえん）の如（ごと）し
焦逐（せうすい）は五斗（ごと）　方（まさ）に卓然（たくぜん）
高談雄辯（かうだんゆうべん）　四筵（しえん）を驚（おどろ）かす
<End Translation>